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東京散歩
たった一日のお休みでしたが、きばって東京まで日帰り旅してきました。
スターフライヤーという航空会社の便が関空ー羽田間を、就航記念ということで、
片道8,800円で運行してるので、朝いちばんの便を利用して東京入り。
帰りは、時間を有効に使うため、夜行バスにしました。
目的は、来年5月にブリコラージュにて作品展を予定している江崎満さんの、
絵本出版記念にあわせた展覧会に行くこと。
ですが、せっかくなので、いろいろ足を運んできました。

まず最初に日本民藝館へ。
『民藝』というあたらしい価値を作り出した、柳宗悦の設計によるこの建物。
駒場公園のすぐ隣に位置するという立地もあって、とても清々しい空気が流れていました。
重厚感のある門構えと、エントランスの開放感、それから、敷き詰められた大谷石の肌合いと年月を経て味わいを増した床板や柱、建具などが絶妙のバランスで、いつまでもかわらない『美』をたたえた空間に、しばし見とれてしまいました。
理由はすぐに言葉にできないけれど、好きな空気というのがあって、
ここはまさにそれを凝縮したような空間でした。

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中は、写真撮影できないので、入り口だけです。
行った日はちょうど水曜日で、この日本民藝館の向かいにある、
旧柳宗悦邸の公開日にあたっていました。
外国人の観光客もたくさんいて、落ち着いた赴きとは裏腹に、
とっても賑やかに館内レクチャーが繰り広げられていましたが・・・

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民藝といえば、学生時代を過ごした京都にあった某民芸店が連想される程度の
お粗末な知識しか持ち合わせていませんでしたが、
日々作ること、作り手に関わる仕事をしているうちに、
なんとなく身についてきたかもしれない、その美意識の始まりのようなもの。
それをここに来て、しっかりと、身を以て感じることができたような気がします。
本やお話からだけでは得られない、得難い生のほんものの息づかいが、
静かに、でも確かに存在していました。


で、1階にあったショップで、湯町窯のエッグベーカーを衝動買いしてしまいました。最近、なべの類には目がなくて・・・
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これ、半熟卵をつくるためのものですが、ふかしたじゃがいもやベーコン、トマトなど好きなものを適当に入れてつくると、お手軽キッシュのようになります。もはや我が家の朝食に欠かせない、すばらしい友です。

それにしても、改めてじっくり訪れてみた民藝館。
大阪にもあるのに・・・旅先だとまた新鮮に思えて、遠方だからこそ訪れる気にもなったわけで、そして、改めてその良さを実感しました。
今度は、各地の民藝をめぐる旅がしたい!と、本気で思っています。
これから新しく何かを生み出していくときのヒントや大切なものが、たくさんある。
見落としがちなものを、もういちどしっかり確認するために、
やっぱりお出かけは必要だな・・・

次は、出版社ひしめく神田神保町の文房堂ギャラリーにて開催中の江崎満さんの展覧会へ。長くなってしまったのでまた後日、レポートを掲載したいと思います。
by bricolagefactory | 2007-11-21 01:54 | 日々あれこれ
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