G邸ベンチとテーブルをHPにアップしました。
そこに書いてある、ベンチの四方が
(勾配に削ってある)というところについて、どのようになっているか説明したいと思います。
私は今回ベンチの制作は担当していなかったのですが、どうやって削るんだろうなぁと図面を見て考えていました。
そしたら
目からうろこです。うちのベテランの職人さんが下の写真のように削っていました。
なるほど~!もしかしたら自分が知らないだけで、広く一般的な方法かもしれませんが、私にとっては
新たな発見でした。
こうやって勾配に削ることによって、お知りのフィット感も増したのではないかと思います。
勾配定規を作ってそのまま自動カンナで削る。均一に削れるし、接ぎ合わせの時の精度も出しやすくなります。
そして削った部材を四方に接ぎ合わせてベンチの天板が完成したわけです。
今までやった事のない図面が出てくると、新たな発見がありとても勉強になります。
今後も日々勉強の精神で頑張って行きたいと思います。
おしまい。